どんなことでもやってきたことが活かせる仕事
2016年入社
- プロフィール
- 2016年に24歳で入社。
学生時代に友人と二人で立ち上げたアートパフォーマンスグループで内戦直後のスリランカや東日本大震災の被災地を回っていました。疲れた人や子供たちに笑顔を届けたかったんです。
大学卒業後はアルバイトでフリーターをしていたのですが、8年間務めた飲食店の経験を活かそうとMOVIX京都内にオープンするグルメハンバーガー店「MOTION DINER」の契約社員に応募し、採用されました。
(2019年5月インタビュー)
先輩社員の本音トーク!
- 入社後の歩みを教えてください
- 会社の新規事業だったため、東京の某有名店で2週間研修を受けました。その後、京都に戻り、集まったスタッフとマニュアルなどから一緒に作りました。
色々な人の協力のもと「MOTION DINER」は2か月後に無事にオープンを迎えることができました。
私自身は2018年の6月に正社員に登用され、今は映画館の仕事も兼任し、業務の幅を広げています。
- あなたの仕事内容とやりがいは?
- 「DINER」では調理や接客といった表側の仕事だけでなく、スタッフのマネージメントや会計事務、販促宣伝、商品や営業の企画など店舗を運営するための様々な仕事を行っています。
飲食の素晴らしいところはお客様の反応をすぐに受け取れるところ、そしてその反応を見てすぐに次につなげられることだと思います。これは学生時代に行っていたパフォーマンスとも通じるかもしれません。
食事をする環境を選ぶのは人間だけなので、それにつながる店の雰囲気やポップひとつからデザインにもお客様の反応を見るようにしています。
劇場の仕事をするようになってからも、これから映画を楽しもうとしている時や映画を楽しんでお帰りになる時のお客様の表情を見るとやりがいを感じます。
- うまくいったことを教えてください
- 京都府からの依頼で行った「婚活パーティ」は印象深いです。劇場で映画を見た後に「DINER」で食事とゲームなどパーティをして交流するという企画でしたが、特別なメニューを作ったり、上映からのスケジューリングを綿密に行った結果、客席数を超える参加者が集まってくれました。
- 松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)のどんなところが働きやすいと感じますか?
- 提案が実現するところです。少なくとも「DINER」ではずいぶん採用してもらいました。大学が美術系だったこともあり、今はメニューやポスター、ホームページのバナーなどのデザインを任せてもらっています。
- これからどんな働き方をしていきたいですか?
- 映画館運営の中で、飲食で何ができるかを考えています。
将来的には社内にデザインの部署を立ち上げたいという夢もあります。内部を知っている方がより適切なものができるのではないかと思うからです。
正社員になり劇場マネージャーとしての業務が増えたことで、先のことを考えるようになりました。
My Best MOVIE
- 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」
- 小学4年の時に見ました。ストップモーションアニメの動きにとても興味を持ちました。
一体どうやって作ったんだろうということが気になった最初の一本です。
この後レゴを使ってコマ撮で動画を作ったり、大学でも専門分野そっちのけでアニメを作ったりしていました。
映画の作り手ではありませんが、たぶんこれが提供する側で働きたいと思うようになったきっかけです。
- 応募者へのメッセージ
- 自分の経験が活かせる仕事だと思います。
どんなことであっても、むしろ劇場とは関係がない経験こそが、新しい風として今後必要になってくると思います。